イルム
2025年6月04日 (水曜日) から 2025年6月14日 (土曜日) (デイリーイベント)
概要
バンガラ初のビジュアルアート・コラボレーション作品「Illume」を初演。
オーストラリアを代表する先住民族パフォーミングアーツ・カンパニー、バンガラ・ダンス・シアターは、ミルニング出身の女性でバンガラ出身の芸術監督、フランシス・リングス氏と、グーラーゴン・バード出身のビジュアルアーティスト、ダレル・シボサド氏による、初のビジュアルアート・コラボレーション作品「Illume」を世界初演します。
西オーストラリア州北西海岸に位置するシボサド氏のバード(バルディ・ジャウィ・カントリー)にインスピレーションを得た「Illume」は、音楽、ビジュアルアート、ダンスを融合させ、光が数千年にわたり先住民族の文化生活を魅了し、支えてきた様子を探求します。
リングス氏とシボサド氏のコラボレーションは、人工的な光害とそれが大地と空に及ぼす影響を検証し、先住民族と空の繋がりを壊滅させ、天体に関する知識や天文知識の共有を制限している現状を浮き彫りにします。イルムは、物質世界と精神世界をつなぐ架け橋である光の畏敬の念を探求し、気候危機における光害の影響を描き出します。
シボサド氏と共に、彼のデザインをバンガラの舞台に実現させるのは、舞台美術家のチャールズ・デイビス氏、衣装デザイナーのエリザベス・ギャズビー氏、照明デザイナーのダミアン・クーパー氏、ウィラジュリ族/ガミラロイ族の男性で作曲家のブレンドン・ボニー氏、そしてロンバディナ出身のバルディ族ジャウィ族のトレバー・サンピ氏と、バード族/ニマンブール族の誇り高き一員であるオードリー(ピッピ)・ビン・スワニ氏です。