マルコーニクラブ

クラブ・マルコーニの構想は、シドニー西部郊外のイタリア人コミュニティのメンバーがイタリアの伝統スポーツであるボッチェを楽しむための集いの場を作りたいという、シンプルな願いを共有する、熱意ある少人数の男性たちの頭脳から生まれました。
この夢は、106人の創設メンバーを擁するささやかなボッチェクラブへと発展しました。わずか5エーカーの農地から始まったクラブは、現在では38,000人以上の会員を擁する、認可を受けた多機能登録クラブへと成長し、その数は今も増え続けています。
クラブ・マルコーニは、無線通信における先駆的な功績で高く評価されているグリエルモ・マルコーニに敬意を表して名付けられました。1918年9月22日、マルコーニはイギリスからオーストラリアへ初めて直接無線通信を送信しました。また、ジェノバに停泊中の愛艇「エレットラ」から送信した無線信号を使って、シドニー市庁舎の2,800個のカラーライトを点灯させたことでも有名です。
クラブ・マルコーニのロゴは、ブーメラン、送電塔、そして地球儀を特徴としています。イタリア国旗の色で描かれたブーメランは、オーストラリア、イタリア、そして世界との繋がりを象徴しています。