バッハの声楽モテット全集 | シドニー
概要
バッハ・アカデミー・オーストラリアは、2026年の輝かしいプログラムの幕開けを、J.S.バッハの「声楽モテット全集」で飾ります。これは、オーストラリア屈指の声楽アンサンブル「ザ・ソング・カンパニー」と、ゲストアーティストとして著名なオランダ人歌手アイリス・コルフカーを迎え、5都市を巡る壮大なツアーです。
バッハ・アカデミー・オーストラリアは、2025年にデビューした全国ツアー「カウンターテナー」の大成功に続き、オーストラリアを代表するバロック・アンサンブルとして、J.S.バッハの神々しく美しい声楽モテット7曲に加え、オーストラリア人作曲家サンドラ・ミリケンとスコットランド人作曲家サー・ジェームズ・マクミランによる現代音楽の傑作2曲を演奏します。メルボルンのセント・ジョンズ・サウスゲート、ウーロンゴン美術館、モスマン美術館、シドニーのセント・ジェームズ教会、そしてボーラル記念ホールで公演を行います。
「過去数世紀にわたって制作された合唱曲の中でも最も美しい作品の一つ」(バッハ協会)と称されるJ.S.バッハのモテットは、バロック時代に達成された声楽作品の最高峰です。現存するモテットは、バッハのカノンの中で、作曲家の死後、19世紀初頭のバッハ復興まで、常に演奏され続けた唯一の声楽作品です。4人から8人の合唱団による、卓越した技巧と器用さを披露するモテットは、慰め、復活、喜びといったテーマを探求し、葬儀や祝賀会で演奏されることが意図されていました。