ホワイトラビットギャラリー

ホワイトラビット・ギャラリーは、世界有数の中国現代美術コレクションを展示するために2009年に開館しました。

21世紀の作品を専門とするホワイトラビット・コレクションは、ジュディス・ニールソン氏が所有しています。彼女は1990年代後半に初めて北京を訪れた際に、このコレクションを設立するきっかけを得ました。そこで見た作品の創造的なエネルギーと高度な技術に感銘を受け、中国国外の人々にもそれらを紹介したいと考えたのです。彼女は定期的に中国と台湾を訪れ、コレクションの充実を図っています。現在、コレクションには800名以上のアーティストによる3,000点以上の作品が収蔵され、さらに拡大を続けています。

ギャラリーの建物は、1940年代にロールスロイスのサービス拠点として使われていましたが、建築家ウィリアム・スマート氏によって展示スペースとして全面改装されました。ギャラリーは一度にコレクションのごく一部しか収容できないため、年に2回、全面的な再展示を含む新しい展覧会を開催しています。このため、ギャラリーは展示替え期間中（通常2月と8月）は休館となります。

ホワイトラビット・ギャラリーは、ジュディス・ニールソン氏のみの資金提供による登録慈善団体です。入場は無料です。